不正(位置偽装)についての運営の見解について


ただし、目下Nianticが頭を抱えているのは、不正プレイヤー(チーター)の存在だそうです。

彼らはGPS情報を改ざんし、目的のポケモンを容易に入手したり、田舎のジムに高CPのポケモンを大量に設置したりと、ゲームバランスを大きく阻害しています。

「不正を防げないのはユーザーのせいではなく、我々の責任だ」とハンケ氏は述べながらも、違反ユーザーの動機が理解できないとも話します。「ゲームの一番楽しい部分を不正することで、彼らは自分自身を破壊しているんだ。『ポケモンGO』が与えてくれるものとは、動いて、今まで訪れたことのなかったような世界の一部を見ることなのだから」

引用元:「ポケモンGO」伝説ポケモン導入は今年中!ジム戦のシステムも変更へ―ハンケCEO語る - iPhone Mania
ドイツ語のオリジナル記事:Niantic-Gründer John Hanke: So geht es 2017 mit Pokémon Go weiter | WIRED Germany

レイドバトルが実装されていない2017年3月3日のインタビュー記事なので、主に位置偽装についての話だろう。
不正を防げないのは自分達の責任と口では言っているが、実際のところは、対策せずに放置している。
不正プレイヤーの動機が理解できないと言っているが、田舎だとプレイ環境が悪く、位置偽装でもしないとまともにプレイできない。
むしろ、田舎プレイヤーからすれば、地域格差を放置し続けている運営のことの方が理解できない。
ゲームの一番楽しいところが破壊されていると言っているが、田舎だと最初から破壊されているも同然である。
プレイする度に毎回、5kmや10km、地域によってはそれ以上先の都市部にまで遠征する必要がある上に、プレイ環境が良い地域がかなり限定的なので、いつも同じところにばかり遠征することになる。
今まで訪れたことのなかったところに行くことなど、ほとんどない。
本当に位置偽装を減らしたいと思っているのなら、まずこの劣悪な地域格差を改善し、位置偽装が出にくいゲームバランスにしろ。
それができなければ、いつまでたっても、いたちごっこのままである。